その67 ガツン!!と炭酸「アサヒ ウィルキンソン・ドライセブン ドライレモントニック」
その67は「アサヒ ウィルキンソン・ドライセブン ドライレモントニック」
皆さんお馴染みの、ウィルキンソンを使ったトニック。
なんか最近は「ビール」とか、「チューハイ」とかだけの要素では売れないのか、自社・他社問わず、認知の高い商品とのコラボが多いような…。
少しでも、一般の人気商品に紐付けて味や特徴をイメージしやすいようにし、アルコール離れの対策としているのでは?と思いました。
さて、肝心の味はどうなのか。
コラボしても味が振るわなければ、意味はないですよね。
・レモンの香りがあるだけで、味はほとんどしない。スッと消え、軽い。
・苦味はほぼ無い。
・後半にほのかな酸味があり、アクセント。
・炭酸強め。さすがの強さ。
味の特徴はあまりなく、かえってそれが食べ物に合わせやすい。強烈な炭酸は健在で、全体のメリハリに。
本日は「豆苗とエリンギのにんにく炒め」と。
これはあっさり目ですが、中華の油っこさとこのウィルキンソンのスッキリさと強炭酸は相性が良いです。
口の中が油で重くならず、ひたすら呑んで、食べる。このループは良い感じです。
その66 また飲む、そしてうまい「タカラ 焼酎ハイボール 徳島産すだち割り」
その65は「タカラ 焼酎ハイボール 徳島産すだち割り」
また、新しい味を試してしまいました。
焼酎ハイボールには謎の魔力があります。
正直、それぞれの味はそこまで大きな差があるというのではないのですが、安価なので選びやすく、また商品自体が全体的にスッキリ飲みやすいので、新しいフレーバーは選んでしまいますね。
さて今日はそんな中でも「すだち」です。
・香りスッキリ、後味爽快。
・苦味はなく、キレも良い。
・嫌なアルコールの感じはなく、ゴクゴク進む。
安定の飲みやすさです。
強い個性があるわけでなく、主張は抑えめですが、それがかえってご飯との合わせやすさだったり、単体でもスルスル飲めたり、ということを可能にしています。
本日は「豚肉とシメジのホイル焼き」
当然、合わせられる料理の幅も広いです。
今日はバターを使っているのでコク強めでしたが、焼酎ハイボールが口の中のコッテリ感をうまく洗い流して、箸が進みました。
おそらく、ポン酢であっさり仕上げていても、うまく合わせてくれると思います。
焼酎ハイボールは、お手軽なオールラウンダー選手ですね。
その65 スッキリとコクのタッグ「サントリー TOKYO CRAFT ケルシュスタイル」
その65は「サントリー TOKYO CRAFT ケルシュスタイル」
2本目のTOKYO CRAFT。
このデザイン好きです。
前回はIPAで、青色のパッケージでしたが、今回は緑のケルシュスタイル。
希少ホップと柑橘の爽やかさが特徴で、夏にぴったりという一本。
製法はインフュージョン糖化を採用しているので、爽やかさだけでなくキレも併せ持っています。
前回のIPAもなかなかの出来でしたが、こちらはどうでしょうか。
・軽やかで華やか、スッとした飲み口。
・クリーミーな泡が味の強弱をプラス。
・鼻を抜ける柑橘の香り、余韻の苦味。
サントリーが夏にオススメする理由がわかります。
スーパードライのような強烈なキレも良いですが、このケルシュスタイルのように、軽さもありながらしっかりとした味や香りの起伏があり、飲み飽きずにゴクゴク飲めるビールは意外に無いような気がします。
本日は「もやしときゅうりの冷菜」と。
薄味に仕上げたので、ビールの軽さと相まって、超あっさり。
夏バテしていても、いくらでもいけました。
ごちそうさまでした。
その64 スルッ、うま!「アサヒ オリオンパイナップルのビアカクテル」
その64は「アサヒ オリオンパイナップルのビアカクテル」
夏ですね。
飲みやすさしか感じない組み合わせ。
パッケージ自体にパイナップル感はあまりありませんが、水色の鮮やかな空、ハイビスカスが沖縄、夏感をプラスしてますね。
前回は別フレーバーで、オリオンの感じが消されてしまって微妙でしたが、今回は??
・かるーい!軽快でフルーティー、香り豊か。
・苦味もアクセント程度、オリオン感が若干残る。
・酸味はほぼなし。後半くらいであれば、なお良くなる?
全体的に軽い、フルーティーな感じが、爽やかさを演出していて、この暑い時期に最適。
冷凍庫で凍る寸前まで冷やしましたが、うますぎて一瞬で飲み切りました。
「鳥モモのスパイシー炒め煮」
鳥モモにチリペッパーをかけて、スパイシーに仕上げた一皿。スパイシーな感じと、ビアカクテルの爽やかな感じが合います。
無言でたべる、流し込む。
間違い無いですね。
その63 「サッポロ チューハイ99.99グレープフルーツ」
その63 「サッポロ チューハイ99.99グレープフルーツ」
また飲んでしまいました(笑)
この99.99を見たら、思わず最初のフレーバーを飲んだ時の衝撃を思い出し、手にとってしまいます。
前回の「クリアアイス」もそうですが、限定品や新フレーバーも少しずつ出ているようで、人気が出ているのかも知れませんね。
今回はグレープフルーツ、その味は?
・香りはシリーズでも強め。でも少し嘘っぽい。
・軽さは相変わらずで、むしろ1番?
・最後の方がボンヤリしていて、キレが悪い。
想像した味では無かったです。
温度が若干高かったからかも知れませんが、同じシリーズ品と比べて、キレが弱い印象。香りもそこまで必要ないと思うので、もっと抑えてもよいかも。
本日は「豚ロースの冷しゃぶ」と。
散々マイナス評価をしましたが、ほかのチューハイと比較すると強いというわけではなく、むしろ食中だとこのグレープフルーツはちょうどよい塩梅です。
グレープフルーツの香りがうまく肉の重さをリセットしてくれ、食と飲みが進みました。
その62 レモンを齧った、あの風味「キリン 本搾り レモン」
その62は「キリン 本搾り レモン」
散々以前に高評価しておきながら、グレープフルーツ味しか紹介していないことに気付きまして…
62にしてようやく定番「レモン味」です。
特に前回は触れていませんでしたが、この「本搾り」は、果汁とお酒だけで作られており、それ以外の「糖類」「酸味料」「香料」は、一切使われていません。
スッキリ、果汁そのまんまの味、というのは前回のフレーバーでも紹介したと思いますが、そこはやはりレモン。また違った良さがありました。
・苦味、酸味しっかり。まるで搾ったばかりのレモン
・甘くない。嫌な後味はゼロに等しく、ずっと飲める爽快感。
・温度が上がるとおいしくない。
基本的には否定する要素が無いですが、唯一温度はキンキンにした状態で、すぐに飲んだほうが良いです、
温くなると味の濃さが引き立ち、爽快感が損なわれます。
本日は「生ハムとトマトの冷製パスタ」と。
生ハムの塩味と、フレッシュな生搾りレモンの相性は言うことなし。夏バテでもスルスル食べられるあっさりな組み合わせで、即完食。ごちそうさまでした。
その61 新潟でしか飲めない!?「エチゴビール オールウェーズ ア ヴィット」
その61は「エチゴビール オールウェーズ ア ヴィット」
鮮やかな水色に、可愛いシロクマがビールを掲げているデザインがオシャレで、女子ウケしそうなパッケージですね。
今回は限定醸造のようですが、以前にも中身は同じで、デザイン違いで販売されていたようです。デザインは今回からシロクマが入り、よりポップな感じになっています。
それに、原料には「オレンジピール」や「ジンジャー」が入っているので、フルーティーさや、少しアクセントの効いた、スパイシー感を出しています。
これ、写真を撮ったのは新潟から東京への新幹線の車内ですが、まわりのサラリーマンがスーパードライや焼酎ハイボールを飲むなか、エチゴビールは私だけ。
ちょっと贅沢な感じで良かったです(笑)
そんなちょっと贅沢なビール、お味は…
・全体的に優しい味わい。
・柔らかなコク、香り、わずかな苦味。
・キメ細かい泡が弾けるのが心地よく、オレンジピールがフルーティーさをプラス。ジンジャーが一番最後にほのかに香り、アクセントを付けてくれます。
アテは敢えて買わず。車窓からの眺めを楽しみながら、ちびちびと、単体で。最高のリラックスタイムでした。
その60 今しか飲めない黒?「サッポロ 黒ラベルエクストラブリュー」
その60は「サッポロ 黒ラベルエクストラブリュー」
黒ラベルの限定製造品です。
6月18日からの販売なので、まだ店頭には並んでいますが、早めに試した方が良いかも知れません。
夏を意識した商品で、出荷数も少ないようなので、直ぐに無くなるんじゃないでしょうか。
味についても当然、夏仕様で仕上げてきていますので、普段と違う黒ラベルを味わいたければ、お早めに!
どんな味だったかを紹介したいですが、そもそも通常品はどうだったかと言っておくと…
・味の新鮮さがあり、口に入れてから徐々に広がる香りが心地よい。
・ほど良い苦味・コクが感じられ、またそれらの味が優しく口に広がっていく。
・後味はスッキリと軽い。(その3より)
というように爽快感や、フレッシュさが特徴ではありましたが、今回の「エクストラブリュー」はその「爽快感」に更に磨きをかけて、「夏」を意識。今の時期にぴったりな味に。
で、実際のところの味の感想ですが、
・泡の弾ける瞬間の香りが爽やか。
・程よい酸味で、爽快感を演出。
・サラリとした後味、苦味控えめ。
夏の暑い日にキンキンに冷やして!ですね。
コッテリ系も良いですが、今回はアッサリの大盛りのパスタと合わせて…
「アスパラとベーコンのクリームパスタ」
クリーム系ですが、味アッサリめ。
クリームのコクと爽快ビールが好相性。無言で食べ、飲む。旨いです。
その59 クラフトビール初級編「コエドブルワリー コエドビール毬花」
コエドビールといえば、クラフトビールの定番?みたいになってますよね。最近は普通にスーパーとかで見かけますし。うちの近所にも3種類置いてました。
コエドビールのラインナップは、色名を冠した6種類の商品なのですが、今回は「毬花」です。
毬花とはなんぞや、と思うかもしれませんが、これは「雄しべや雌しべが主軸上に多数密生し、円錐形や球形になったもの」を指し、まつぼっくりなどが該当するみたいです。
ただ今回はビールなので、
ホップですね。
実際、公式ウェブサイトの紹介にも、ホップの個性、風味を最大限に引き出した〜とあります。
そんな毬花、どうなのか?
試します。
・グレープフルーツを感じる、爽やかな香り。
・IPAで、苦味は強いがくどくない。余韻も軽やか。
・コクはそこまで強くない。ほどよく。
IPAはパンチが効いているので、どうしても飲み疲れがちですが、毬花はその辺がちょうどよく抑えられていて飲みやすく、長く飲める。
とは言っても、普通のラガービール等と比べればクセはあるので、苦手な方にはちょっとハードルは高いかも。
本日は「Kiriクリームチーズ」と。
単体で食べても十分美味しいKiriですが、アテにも最高。
IPAの強い苦味を和らげながら、クリーミーな味が口の中に広がり、また、そのクリーミーな味と、グレープフルーツの爽やかさとが合わさり、新たな美味しさが生まれる。
良いですね。
その58 北海道の流氷を飲む「網走ビール 流氷ドラフト」
その58は「網走ビール 流氷ドラフト」
正直ジャケ買いなんですが、最近飲んだ缶酒で一番驚いて、うまかった一本です。
いつもなら特殊な原料が何だ…とか書くんですが、今回は必要ないです。前置き全くなしで味評価…。
・繊細な香り、澄んだ甘み。
・ライチのような、柑橘のような、フルーティーな香り。
・まるで流氷を溶かしながら飲んだような、北海道の海を連想させる味。
北海道は正直に言うと行ったことはないんですが、飲んだ瞬間にその風景がイメージされます。かなり完成度高く作られてます。
ここまで商品名・パッケージと、実際の中身の味がリンクしている商品は初めてですね。
それにこのお酒、写真からわかるように「発泡酒」なんです。
私も散々発泡酒を否定してきましたが、このお酒をは敢えて発泡酒にし、流氷の爽快感、清涼感を表現しています。発泡酒の可能性を感じました。
味だけでなく、色味も深い海を連想させる、濃いブルー。この徹底した作り込みが、より完成度を高めていますね。
うますぎて味を何度も確認。料理に合わせる前に完飲。ビン売りで容量多めもあるみたいなので、今度はそっちですね。